杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

くまさんのおなか

タイトル:くまさんのおなか 大型本
作者:長 新太
出版社:復刊ドットコム
MY HIT:●●●●○

感想

久々の長新太ワールド。

小梅がぐずったので、図書館で借りたばかりのこちらの絵本を読むと、ピタリとグズグズが止まりました。(ヤッター!)

見た目でまず食いつき、クマのおなかに次々と動物たちが飛び込むという衝撃の展開に釘付けに・・・。
そしていつもながら文章のテンポのいいこといいこと。

読んでいて本当に楽しい。

ちょっと離れているところで工作に勤しんでいた小桃もチョコチョコやってきて、「もういっかい最初からよんでよぅ~」と発言。

絵も見てないのにすでにこの状態。

流石としか言いようがないです。

天衣無縫なこの世界、小梅も小桃もわたくしも、またまたはまってしまいそうです。



四万年の絵 (月刊たくさんのふしぎ2016年7月号)

タイトル:四万年の絵 (月刊たくさんのふしぎ2016年7月号)
作者:山田 英春
出版社:福音館書店
MY HIT:●●●●○

感想

2月に2歳になる小梅がおもむろに「読んで~」ともってきた絵本。
表紙の手を描いた写真に自分の手を合わせて「タッチ」とかやってます。

かわいい~萌

と頬を緩めるものの、いくらなんでも難易度高くないかしら?と思いつつ、本を開くと・・・・、小桃もノコノコやってきました。

結構前に買って放置されてたこの絵本、やっと日の目が見れたわけですが、結構な集中力で二人とも絵本に見入ってくれてました。
「積読」賛否両論ありますが、手の届くところに見たことのない世界を広げてくれる本があるというのは、長い目で見ると意味があるように思いました。

さてこちらの本、すごく面白い。
オーストラリアのアボリジニによって何万年も描き続けるられた絵、絵の描かれた自然風景や思想背景、民族の歴史。
それらが、鮮明な写真とブレのない硬派な文章で構成されています。
私は俄か上橋菜穂子さんのファンですが、上橋さんの「守り人」シリーズのベースを垣間見たように感じました。
(上橋さんはアボリジニの研究者)

最後の一文がとても心に響いたので抜粋して載せておきます。

―岩絵は「世界で一番長く描)かれた絵です」今はもうかく人はいません。 (中略)ただ、絵を前にすると、見る者の心に生き生きと響いてくるものがあります。この地に生きた人たちの物語が、「聞きなさい、聞きなさい」と語りかけてくるように感じられるのです。―




しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

タイトル:しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
作者:わかやま けん
MY HIT:●●●●○

感想

みかけたことはあったのですが、なぜか手に取ることがなかったこのシリーズ。
最近図書館で「小梅の絵本選んで~」と小桃に頼むと、ニヤッとして本を選んできてくれます。
これはその中の一冊。

表紙をみてまずびっくり。
なにがって、わたしこの絵本、ディックブルーナの絵本だと思ってました・・。
日本の方の絵本だったんですね・・・・。

反省しつつ、ブックオープン。

絵のかわいいこと!

オレンジと白のストライプの服をきてお母さんとホットケーキを作るしろくまちゃん。
お皿をあらうしろくまちゃんとこぐまちゃん。
眺めていると、部屋のインテリアに飾りたくなります。

でも、この本の魅力は文章にもあり!
リズミカルでシンプルな文章は、読んでいてとても心地よいです。

食べること大好きの小梅も、お料理大好き小桃も、大好きな一冊になりました。







今年の抱負

毎年新しい一年を迎えるころになると、次の年の目標はどうしようかなぁ~と考えます。

さて今年はどうしたものか。

育休復帰でバタバタ+職場の異動もあり、なんだか明確な目標を立てられずにいました。

そんな風に新しい年を迎えて早10日。

子供二人がインフルエンザに!!!
いつもなら鼻水、咳と来て発熱なのに今回はいきなり40度の高熱。
まさか・・・と嫌な予感はしました。

「う~ん、インフルエンザAだね」と先生にいわれて、やっぱり・・・・と思いました。

ただの風邪なら、一人なら、親にみてもらって出勤も可能ですが、老体にインフルエンザがうつることや、二人の面倒を一遍にみてもらう大変さを考えると今週いっぱいは会社を休む以外選択肢がないような気がして、思いがけず時間が取れてしまってます。

細切れとはいえ、掃除をしたり普段ゆっくり考えられないことを考えてて、気が付いたこと。

今年は「ゆっくり」を目標にしてみようかと・・・。

ゆっくり、子供との時間をとる。
ゆっくり、ブログを書く。
ゆっくり、趣味の語学勉強をする。
ゆっくり、本を読む。
等々。

ゆっくり、丁寧を心がけて過ごしてみようと思います。




こんとあき

タイトル:こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)
作者:林 明子 (著)
MY HIT:●●●●○

感想

有名どころな絵本です。
ご存知の方も多いと思います。

実は私、林朋子さんの上手すぎて引き込まれてしまう感じの絵が少し苦手でもあり、ずっと食わず嫌いをしておりました。

でもやっぱり子供はすごい。
いいものには無条件で飛びつきます。

上の子も、下の子もじーーっと絵本に見入ってあっという間にトリップしてしまいます。
そして私も読んでいるうちに、「次どうなるの??」とぐいぐいと「こんとあき」の世界に入り込んでしまいました。

「こん」という大人でもなく、子供でもなく、不思議なぬいぐるみと、おばあちゃんの家まで旅をする「あき」。

未知に対する不安と、好奇心と、砂丘という知らない世界を見た時の息も止まるような感動と、おばあちゃんにあった時の安心感と、一冊の本にこんなに子供の心の揺れを詰め込めるものなんだと、感心してしまいます。

それにしても「こん」って何かの象徴なのかな?どうなんでしょう?
子供も大人も読んで楽しんで感動できて、それでOKなんだけど、ついつい考えてしまいます。

おかあさん?ではないな。
なんだろう?

ん~、・・・もう一人の「あき」?
大人も子供も、自分の中に何人もの「自分」を抱えているような気がする時ってないでしょうか?
そんな自分に導かれたり、励まされたり、逆に励ましたり・・・。

そう考えると、この絵本は一歩を踏み出した人への応援のようにも思えてきます。

上の子が長めのストーリーのある本を好むようになってきたおかげで色々と考えたり感動したりとたくさんの本に出合える今日この頃です。