杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

おおきなもりのふゆ―絵本・大草原の小さな家〈1〉

タイトル:おおきなもりのふゆ―絵本・大草原の小さな家〈1〉
作者:ローラ・インガルス ワイルダー (著), ルネ グレーフ (イラスト)
出版社:文溪堂
MY HIT:●●●●○

感想

テレビドラマで有名なあのシリーズの絵本版。

年齢を偽るわけではないですが、ドラマの記憶がかなり擦れて、セピアの私には初”大草原の小さな家”。

読んだ感想としては、「や~す~ら~ぐ~」と声に出しそうなぐらい安らぐ絵本だったということ。

古き良きアメリカ。
今の大統領を選んだアメリカの人たちは、こういう時代に帰りたいのかな。どうなんだろう。

わたしだって、この本を読んだ後にはこんな生活に憧れたよ。
自給自足。
暖炉の前に家族で集う、笑いあう、助け合う。
いいなぁ~と心から思うよ。

特に、子供が聞き分けがいいんだわ(笑)
うらやましい。

でも、読後、大人ならきっと安らぎと一緒に、寂しさを感じるのではないかな。

だって、この世界は私たちがなくしてしまったものだから。
戻れない、別の世界だから。

そんな癒しと、寂寥と。
りっぱな小説を読んだ後のような、感情をいだかせてくれる絵本でした。

小桃的には、素敵な絵と、子供やお母さんが着ている服に憧れを抱いたようです。
続きが読みたいといっていたので、また図書館で借りてみようとおもいます。



ちなみに、私のはまりもののおやつがこれです。
おいしいです。
お試しあれ。











おさらをあらわなかったおじさん

タイトル:おさらをあらわなかったおじさん (岩波の子どもの本)
作者:フィリス クラジラフスキー (著), バーバラ クーニー (イラスト), 光吉 夏弥 (翻訳)
出版社:岩波書店
MY HIT:●●●●○

感想

ここのところの我が家のブームである、”岩波の子供の本シリーズ”。

Amazonで見てびっくり。初版が1978年!!

でも、古さなんて感じないんですよ、これが。

ずっと一人でくらしてきたおじさん。
たった一日お皿を洗わなかったのがきっかけで、なぜかずっとお皿を洗えなくなってしまいます。
つもりつもったお皿に囲まれて、もうどうしたものやら・・・。

そんな時、まさに天の恵み。
そう、雨が降ってくるのです。

おじさんはトラックにお皿をぜーんぶつめこんで・・・・。

やれやれ、一件落着。



という、シンプルなお話。
物語によくでてくる、子供も、動物も、モンスターもでてきません。笑

でも、小桃必死です。
おじさんが植木鉢でごはんを食べた時なんて、「どーなるん?おじさん・・・。」とマジ心配そうにつぶやいてました。

そして、読んでる大人の私も遠い国の話を読んでるより、妙にこのおじさんが近くに感じるというか、なんというか・・・。

俗に、”糸がきれる”というこのおじさんの状態。
大人ならわかるんじゃないかな。

一度きれてしまうと、この”糸”、修復するのがかなり大変。
私だって、仕事にもどって毎日がフルスピードで回りだした時、絶対にこのおじさんのようにならないとは、断言できないもの。

こわいわ・・・・。

そして小桃。
帰宅したお父さんにかけより、この本の話を弾丸のようにトークし・・・。

最後に一言。

「おとうさんも、ちゃんとお片づけせんと!」

もう、私、爆笑です。

小桃よ、あなたもおもちゃを片付けなさいよ~。とは心の中で呟きました。


犬になった王子――チベットの民話

タイトル:犬になった王子――チベットの民話
作者:君島 久子 (著), 後藤 仁 (イラスト)
出版社:岩波書店
MY HIT:●●●●○


これまた図書館で見つけた絵本です。

イケメンの男性と、美少女がエキゾチックな衣装をまとって風を受けてる表紙に惹かれ手にとりました。

昔、昔。
正義感にあふれる王子が穀物の種を蛇王のところに取りに行くが、犬に変えられてしまいます。
でも、少女の愛が王子をもとの人間に戻すというシンプルなお話。

私が気になったのは、王子が蛇王のところに向かう間、部下が次々と死ぬのに王子は振り向きもせず前に向かっていく1ページ。
・・・この王子様、正義感はあるけど人としてどうなの??と思ってしまいました。

この後、犬になって王子様は苦労するけど、それは人として必要な経験だったのではないのかな。
この犬になってる間に、王子としてでなく人間として必要なものを王子は学んだのではないかしら。

勇敢ではないけれど、身を身を削る娘のひたむきな愛情が、この絵本の中には溢れているように感じます。

とても素敵な物語です。

ちなみに小桃にはまだ少し難しかったかな。
よくわかってない感じでした。笑




世界名作アニメ絵本

最近本屋さんに行くことがめっきり少なくなりました。
(だってAmazonさんや楽天さんでいろんな本が買えるんだもの・・)

でも、本屋さんのレジ横にある正方形の小ぶりな絵本がここのところ我が家の絵本ブームです。
それは、BookOffさんで何冊か購入したから。

永岡書店さんのこのシリーズ乙女心をくすぐる”お姫様” ”王子様” ”魔法使い”のキーワードが目白押しです。
絵も構成もよくできてるなぁと、読んであげながら感心します。

ちなみに今回購入したのは、「ゆきばらとべにばら (世界名作アニメ絵本 (21)」「赤いくつ (世界名作アニメ絵本 (14)」「はくちょうのみずうみ―チャイコフスキー・バレエ組曲より (世界名作アニメ絵本 (15)」「あくまと三人のむすめ (世界名作アニメ絵本 (32)」「三日月王とわがままひめ (世界名作アニメ絵本 (33)」「はくちょうとおひめさま (世界名作アニメ絵本 (27)」「ゆきばらとべにばら (世界名作アニメ絵本 (21)」です。

小桃は、「ゆきばらとべにばら」 にでてくる、王子様。私は、「はくちょうとおひめさま」にでてくる王様が好み・・・。
このふたりの共通点は、イケメンで優しそうなところ。
4歳児も40歳も基本的なところは、変わらないのかもしれないですね・・・。
きっと今日も、王子様で絵本読みも盛り上がる事でしょうね。

それにしてもこの世界名作のほうはどんどん新しい本がでてるみたいですね。
日本名作の方ももっといろいろ幅を広げてほしいです。
古事記とか伊勢物語、堤中納言物語、今昔物語、ねたはたくさんあるんだし・・・。
日本のファンタジーも全然世界に負けてないのでせひお願いしたいものです。

永岡書店さんよろしく、よろしく、お願いいたします~。












ゆきむすめ―ロシアの民話

タイトル:ゆきむすめ―ロシアの民話
作者:岸田 衿子 (著), スズキ コージ (イラスト)
出版社:ビリケン出版
MY HIT:●●●●○

感想

雪が降りそうなぐらい寒かったので、図書館で手に取ってみた本。
そうしたら数日後に大寒波がきてしまった・・・・。
驚きです。

さて本の内容とは関係ないけど、”ビリケン出版”って始めて聞く出版社です。
思わず二度見してしまいましたよ。笑

そしてAmazonの本の紹介をみて、またびっくり。
スズキコージさんのデビュー作!
ひぇ~、この完成度の高さはなにごと!
キテレツで破壊力があるスズキコージさんの絵とは確かに違うけど、この冷たい透明感・・・。
ん~、とっても好きです。
そして、文章は岸田衿子さんなんですね~。
こんなコンビの作品は私始めてです。
ゼ・イ・タ・ク
知らずに手に取るとこんな面白い縁にであうから、本ってやめられない。

内容もねとてもよかったです。
同じ北国だからかな、どこか”どろにんぎょう”を思い出させる感もありましたが、あちらがおどろおどろしいのに比べて、こちらははかない感じ・・・。
ゆきむすめが夏至の前の日に、消えてしまうのは自然の摂理だとはいえ、ちょっとうるっとしちゃいました。

それにしても、いろいろな誘惑に抗ってなんとか命を繋いでいたゆきむすめが、子供の遊びの好奇心に負けてしまうあたり、なんだか子供の本質をついてるなぁって・・・・。

小桃もじーっと絵本に見入ってました。

何かを感じたんでしょうね。
雪の日に雪の絵本。

外出できず、カレーのみのさみしい夕飯でしたがなかなか楽しい家時間をすごしました。