杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

感化する力 ―吉田松陰はなぜ、人を魅きつけるのか

タイトル:感化する力 ―吉田松陰はなぜ、人を魅きつけるのか
作者:齋藤 孝
出版社:日本経済新聞出版社
MY HIT:●●●●○

感想

吉田松陰。
私の彼に持つイメージは凄い人らしいというもの。

だって教科書にでてくるこの方の紹介は、松下村塾を開き明治維新の傑物を排出した。ぐらいのものだった思います。
教科書以外の断片的な知識となると、黒船に乗り込もうとして失敗。暗殺しようとして失敗。
偉人伝にでてくる「苦労したけど、最後はこれだけのことを成し遂げましたよ、成功しましたよ」てきな文章が見当たらない・・・。

どこが立派かわからない。

リアルしくじり先生。

でも、本書を読んで少しわかった気がします。

吉田松陰、熱くて理論的で欠点もあって、かかわった人をどんどんひきこんでいくサイクロン。
彼にかかわった人は、互換性の無い、唯一無二の存在である松陰をずっと魂に抱いて生きていくことになるんだろうなぁと思うわけです。
それがあの国家維新ともいうべき、明治維新につながるのだから人の魂の持つ力に目を見開かせられる思いがします。

松陰神社も萩の城下町も言ったことがあるのですが、無駄のない武士の町というイメージです。
そんな質実剛健な地方の城下を思い浮かべ、次の国を担う芽を芽吹かせた松陰という人に、読んだ私も胸を熱くさせられました。

本書で印象に残ったのは次の一文。

言い換えるなら、失敗だらけの人生も、観点を変えれば別の価値を生むということだ。おそらく松陰自身、「失敗」という感覚すら持っていなかったのではないだろうか。だから、「後悔」という概念もないのである。

う~ん、いいな、この文章。

目から鱗、晴天の霹靂。

著者の言うように心の5%に松陰を抱いていたいな、と思うAM5時の私なのでした。





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