杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

風の星

タイトル:風の星
作者:新宮 晋
出版社:福音館書店
MY HIT:●●●○○

感想


確かに私は日々風をかんじているのに、新宮さんの描く風は、この人にしか感じることのできない風なのだろうか?

それぐらい日常とは、乖離した風を描いた絵本でした。

見えないもの、つかめないもの、でも感じているもの。
世の中にはそれを、具象化してくれる人たちが存在します。
詩人の谷川俊太郎さん、ピアニストの辻井信行さん。

そして新宮晋さん。

絵本というより、画集+詩のような本書は、「風」を鮮やかに展開してくれます。

風ってどこから生まれるんだろう?

どこを巡るのだろう?
何に触れるのだろう?

どこに帰っていくんだろう?

読んでいる間、心に大きな空間が生まれて、そこを絵本の風が通って行くような錯覚を覚えました。

ページをめくるたびに、音と湿度、煌き、いろいろなこの星の情景に吸い込まれます。

子どもより、大人にこそ必要な絵本のような気がしました。














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