杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

子どもたちと絵本

タイトル:子どもたちと絵本
作者:長谷川 摂子
出版社:福音館書店
MY HIT:●●●○○

感想

数々の絵本を生み出された、長谷川摂子さんの絵本に関する本。
色々な絵本の紹介や、教育育児現場を経験されている方らしい説得力のある文章に納得させられながら読み進めました。

図書館でも本屋さんでも、膨大な数の絵本が並んでるので、そのなかから面白そうなのを選ぶのって結構大変。

私はこういう絵本論を書かれてる本や、MOEなどの雑誌。好きな作家さんの絵本などからセレクトすることが多いです。

こういう本を読みながら「あ、これ面白そう~」や「そうそうこの本、面白かったわ~」など一人で盛り上がってしまいます。
自分が以前に見つけて面白いと思ってた本が紹介されてたりしたら、「私、見る目ある!」などと変に自信をもったりしてしまいます。←バカ・・・。

今回読んだ中で一番心にきたのは次の2文。

わたしはしみじみと思っている。ひとりでそそくさと黙読するだけでは、眠った絵本をさすりまわしているだけなのだ。絵本は子どもたちを前にして声に出して読み上げるとき、初めて目をさまし、起き上がってくるものなのだ、と

う~ん。確かに!私も子どもに絵本の読み聞かせをするまでは、絵本って観賞物だったなぁと思うんです。
かわいい絵、色のきれいな絵、添えられた文章。それらを「いいなぁ~」とさすっているだけ。癒されるだけ。心が震えることはなかったです。

子どもの絵本に対する集中力、吸引力、思いがけない発見。
それらが自分の読みあげる文書と、混ざり合い、ぶつかり合い、一つの空間に存在する不思議。
それらの感動をこの文章ほど的確に表現してくれてるものはないのではないでしょうか。

そしてもう一文。


息子は、保母稼業で疲れて帰宅し、不機嫌だったわたしに「子ヤギのお母さんはいいな、疲れてなくて」といってギクリとさせた。

私も、ギクリとしました。

今でこそ育児休暇中で、時間も体力もフルで働くのに比べれば余裕があるけど、働いているときはそれこそ24時間戦闘態勢、ノンストップ。
子どもとの時間を作ろう、美味しいご飯を作ろうとして、結局疲れて無意識に不機嫌になってたと思います。

私もやっぱり言われました。
「お母さん、疲れてるんよね」
責めるでもなく、淡々と。
もうこれ、グッサーーときます。

かといって、24時間戦闘態勢、ノンストップは厳然たる事実で・・・。
早く早くと家に帰って詰め込んでやってた洗濯、食事の後片付けをうっちゃって、早朝に回したりしてみました。
まぁ、家事の総量が減るわけではないので、夜疲れた顔を子どもに見せないための苦肉の策では違いなんですけどね。泣

わかってんのかなぁ、「一億総活躍」とか言ってる上の人。
社会に出ろ、生産しろ、っていうけど「何かをなしとげる」「なにかをつくる」以外に「身を削って生産性の無いことをやってる人がたくさんいるから、世の中回ってる」ってこと。

ととと、話が横にそれちゃった。

とにかく絵本好きな方、絵本ジプシーになりそうな方は一読してみてください。
面白いですよ。




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