杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

こしおれすずめ

タイトル:こしおれすずめ
作者:瀬田 貞二 再話
出版社:福音館書店
MY HIT:●●●●○

あつい~、毎日毎日、暑いですね。
朝とか少ししのぎやすくなってきたかなぁ~とは思うものの、日が昇ると地球がコンベクションオーブンになったかのように、空気が熱をはらむ。

秋、恋し・・・。

そんな中、図書館に行ってきました。

奇想天外な話は疲れるから、昔話を求めていたときにこの本を見つけました。

「あれ?なんかみたことある・・・」
そんな感じで手に取ったのですが、子供に読んでいく中で記憶の櫃ががたがたと開いていくのを感じました。

なんか、どころじゃない。たぶん好きで好きで何度も手に取ったことがある絵本です。
こんなことがあるんですね~驚きです。

絵本を読むのでも、絵本にはいりこむのでもない。
絵本のほうから、私につかみかかってきました。

感想

こしのおれた雀を、優しいおばあさんが介抱します。
お礼にもらった種からは、大きな瓢が鈴生りに。
瓢からは、お米が途切れることなく溢れてきます。

一方、それを知ったいじわるばあさん。
わざと雀にけがをさせ、介抱。
雀から一応種をもらうものの・・・。
瓢からは毒虫がうじゃうじゃや。
ばあさんは刺されて、起き上がれなくなっってしまいます。

典型的な昔話です。
勧善懲悪でわかりやすい。

絵にも表れてるんだけど、優しいおばあさんの家族は「もぅ~おばあさんは、またおせっかいして」っていう感じ。
いつも笑顔、ほのぼの。

かたや、いじわるばあさんのほうは、なんか家族ごと性根が曲がってる感じ。
隣の家が、おばあさんの親切で豊かになった時に言うセリフがふるってます。

「おなじばあさんでも、こっちはだめさ」

ひどい!ひどすぎる!

そりゃ、ばあさんもいじわるばあさんになってしまうよ。
いや、いじわるばあさんの家族だから意地悪なのか?
鶏が先か、卵が先かの話になってしまうけど、こちらの家は負のスパイラルにはまってる感じです。

最後のページで、瓢の中からわんさか毒虫が出てきて(この絵が一番脳に焼き付いてる)、おばあさんが襲われるんだけど、そこでも家族はびっくり見てるだけ・・・。

なんだかおばあさんがかわいそうになってきます・・・・。

いじわるな人って、「認められたい」っていう欲求が強いんだよね。それゆえにこのおばあさんも暴挙に打って出てしまった気がします。・・・・憐れ。

情けは人のためならず。

「情けは人の為ではなく、巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にしなさいよ~」っていう意味だそうです。

ただ、ここに「無私」の言葉を入れとかんといけんよね。
「善行」も、見返りや感謝を求めると、それは心の中で「欲」に変化して、思いもよらない痛い目を見るかもしれないんだよね。
まぁ、いじわるばあさんの行為は善行ではないけれど。

「無私」、・・・まだまだ私には難しいなぁ。




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