杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

犬になった王子――チベットの民話

タイトル:犬になった王子――チベットの民話
作者:君島 久子 (著), 後藤 仁 (イラスト)
出版社:岩波書店
MY HIT:●●●●○


これまた図書館で見つけた絵本です。

イケメンの男性と、美少女がエキゾチックな衣装をまとって風を受けてる表紙に惹かれ手にとりました。

昔、昔。
正義感にあふれる王子が穀物の種を蛇王のところに取りに行くが、犬に変えられてしまいます。
でも、少女の愛が王子をもとの人間に戻すというシンプルなお話。

私が気になったのは、王子が蛇王のところに向かう間、部下が次々と死ぬのに王子は振り向きもせず前に向かっていく1ページ。
・・・この王子様、正義感はあるけど人としてどうなの??と思ってしまいました。

この後、犬になって王子様は苦労するけど、それは人として必要な経験だったのではないのかな。
この犬になってる間に、王子としてでなく人間として必要なものを王子は学んだのではないかしら。

勇敢ではないけれど、身を身を削る娘のひたむきな愛情が、この絵本の中には溢れているように感じます。

とても素敵な物語です。

ちなみに小桃にはまだ少し難しかったかな。
よくわかってない感じでした。笑




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Comment

誠にありがとうございます。
 私の作画絵本『犬になった王子 チベットの民話』(岩波書店)をご紹介いただき誠にありがとうございます。とても面白い視点でじっくりと絵本を読まれていて、嬉しいです。絵本では異時同図法的に一枚の画面にまとめていますが、本当は思いやり深い王子の事ですから、旅の途上途上、きっと部下の死を心から悼み、涙を流しながら丁重に葬ってあげた事と思います。今後とも後藤 仁 作品をよろしくお願い申し上げます。
 日本画家・絵本画家 後藤 仁
2017.02.10 12:07 | URL | 後藤 仁 #X.Av9vec [edit]

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