杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

だいくとおにろく

タイトル:だいくとおにろく
作者:松居 直 (著), 赤羽 末吉 (イラスト)
MY HIT:●●●●●

感想

小桃の保育園で節分前に読んでいたらしく、珍しく図書館で「これをおうちでも読みたいよ~」と持ってきた一冊。

以前にも家で読んだような気はするものの、忘れられているらしい・・・。

でわでわ、気を取り直してもう一度読もうかな~♪

流れの速い川に橋を架けることになった大工さん。
安請け合いして、川を見に行くとあまりの流れの速さに目が点・・。
困ってると、鬼が現れて「橋をかけてやるから、目玉をよこせ!」とひとこと。
仕事がいくら大事でも、ちょっと目玉は困るのに、しかも相手は鬼なのに・・・。

ふつう、即、断るはず。

が、

おれは、どうでもよい」って、大工さん!!

相手は人智を超える相手。

あっという間に、橋はできあがり・・・。

「さあ、めだまぁ よこせっ」

「たのむ。まってくれ」

「そんなら、おれのなまえをあてれば、ゆるしてやってもええぞ」

そんなやりとりのあと、大工は森に逃げ込み、鬼の名前を知ることになります。

このあとの鬼と大工のやり取りの面白いこと!
文章も絵も最高です。
見開きで、モノクロとカラーのページが交互になってるところも、本全体にいいリズムを付けているように思います。

この思慮深くない、飄々とした大工さん、面白いわ~。

生き生きとして、でも少し芝居がかった強調された表情の大工とおにろく。

どこか狂言を思い起こさせるものがあります。
さぞや、日本の伝統に精通した日本画家のかたなのかと思ったら、東京生まれの満州育ちの方で、絵は全くの独学だそうです。

すごすぎる・・・。

スーホーの白い馬もこの方が描かれてるんですね~。
あの絵本も、切なくていいのよね・・・。

またまた違う絵本が読みたくなった私でした。



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