杏色の空
私(杏)と長女3歳(小桃)次女0歳(小梅)の読書・雑記になります。

ガンピーさんのふなあそび

タイトル:ガンピーさんのふなあそび
作者:ジョン・バーニンガム (著), 光吉 夏弥 (翻訳)
MY HIT:●●●●○

感想

ラボ教育センターシリーズ。
このセットに入ってなかったら、知らないまま過ごしてたんだろうなぁ、この絵本に出会えてよかったなぁ、という絵本の中の一冊です。

つぶらな瞳のガンピーさん。
家の横に流れる川に一艘の小船を浮かべ、漕ぎだします。

子供を筆頭に、次々に現れる動物が「のってもいいですか?」と尋ねます。

すると、ガンピーさん。
「いいとも、○○さえしなけりゃね」と答えます。
○○の中は、その動物たちが退屈になった絶対にやってしまうこと。
こどもだったら”けんか”。
うさぎだったら”ぴょんぴょんとびはねる”。
にわとりだったら”はねをぱたぱた”。

時間が経つにつれ舟は満杯、みんなは退屈。
そして大騒ぎ。
舟はみごとにひっくりかえり、みんなびちゃびちゃ。

でも大丈夫。

お日様にあたって、野原をよこぎって、みんなでお茶をして、無事帰途につきます。

最後のガンピーさんの一言が明日に続くようでとてもいいです。

「じゃ、さようなら」
「またいつか、のりにおいでよ」

ね、いいでしょ。

そしてこの絵本、舟に乗ってる人たちを描くときはモノクロで、舟に声をかける動物はカラーで描かれています。

それはそのまま、舟に乗ってる人たちの感覚のような気がします。

外の移り変わる景色だけがカラーを持っていて、輝いていて、その世界に夢中になってる間は自分の存在は限りなく無にちかいというか、なんというか。

まるで、自分も舟に揺られ、光と遊ぶようなそんな感覚に囚われる絵本です。

もちろん、ラボの朗読もいいですよ。
面白いです。
今朝も子供を起こして読もうかな。

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ちいさなヒッポ

先日yahooオークションで、ラボ教育センターの絵本&CDのセットを購入しました。
やっぱり、英語が堪能でない身としてはとてもありがたい。
絵本のセレクトも、朗読もとてもよいので小桃と一緒に聞き入ってます。

ただね・・・・、やっぱり日本語だけで読んでいる時の方がより深く本に入り込んでる感じがします。
それは、そうですよね。
本来、ふたつの言語を交互に読むって、自然のことではないんだから。

それで、図書館で日本語の絵本を借りて日本語だけで読んでから、時間をあけてCDを流してみました。
寝起きで寝ぼけていた小桃。
CDが流れてしばらく経つと、はっと目を覚まし「あっ!!ヒッポ!」と一言。
じーーっと聞いてました。

今回はそんな絵本の中の一つを感想に上げてみました。



タイトル:ちいさなヒッポ (世界の絵本)
作者:マーシャ=ブラウン (著), うちだ りさこ (翻訳)
MY HIT:●●●●○

感想

絵と色がとてもきれい。
生まれてからずっとお母さんといっしょの子カバのヒッポ。
ヒッポが言葉を覚えるときがやってきました。

「グァオ こんにちは」
「グァオ たすけて」
「グァオ きみはだれ」

という感じで、おかあさんは最初にグァオということがとても大切だとヒッポに教えます。

不思議だなぁ、と思ってると・・・・。

ヒッポは一人でいるところを、ワニに襲われ、声もでません。

やっとしぼりだしたのは・・・。

そう。

「グッ グッ グァオ! たすけて!」

この後、お母さんが飛んできて、ワニを振り飛ばします。
(ここかなり躍動感のある絵です)

ヒッポは助かります。

ここへきて、私も納得。

何かあった時、大きい声を一番出しやすいフレーズで何度も何度も練習しておくと、声さえお母さんの耳に届けば、お母さんはヒッポを助けることができるんだと。

母の愛と知恵、深し。












だいくとおにろく

タイトル:だいくとおにろく
作者:松居 直 (著), 赤羽 末吉 (イラスト)
MY HIT:●●●●●

感想

小桃の保育園で節分前に読んでいたらしく、珍しく図書館で「これをおうちでも読みたいよ~」と持ってきた一冊。

以前にも家で読んだような気はするものの、忘れられているらしい・・・。

でわでわ、気を取り直してもう一度読もうかな~♪

流れの速い川に橋を架けることになった大工さん。
安請け合いして、川を見に行くとあまりの流れの速さに目が点・・。
困ってると、鬼が現れて「橋をかけてやるから、目玉をよこせ!」とひとこと。
仕事がいくら大事でも、ちょっと目玉は困るのに、しかも相手は鬼なのに・・・。

ふつう、即、断るはず。

が、

おれは、どうでもよい」って、大工さん!!

相手は人智を超える相手。

あっという間に、橋はできあがり・・・。

「さあ、めだまぁ よこせっ」

「たのむ。まってくれ」

「そんなら、おれのなまえをあてれば、ゆるしてやってもええぞ」

そんなやりとりのあと、大工は森に逃げ込み、鬼の名前を知ることになります。

このあとの鬼と大工のやり取りの面白いこと!
文章も絵も最高です。
見開きで、モノクロとカラーのページが交互になってるところも、本全体にいいリズムを付けているように思います。

この思慮深くない、飄々とした大工さん、面白いわ~。

生き生きとして、でも少し芝居がかった強調された表情の大工とおにろく。

どこか狂言を思い起こさせるものがあります。
さぞや、日本の伝統に精通した日本画家のかたなのかと思ったら、東京生まれの満州育ちの方で、絵は全くの独学だそうです。

すごすぎる・・・。

スーホーの白い馬もこの方が描かれてるんですね~。
あの絵本も、切なくていいのよね・・・。

またまた違う絵本が読みたくなった私でした。



おつきさんどうしたの (岩波の子どもの本)

タイトル:おつきさんどうしたの (岩波の子どもの本)
作者:エドナ・ミッチェル プレストン (著), バーバラ クーニー (イラスト), 岸田 衿子 (翻訳)
MY HIT:●●●○○

感想

レトロな絵がとてもかわいいです。
文章も韻をふんでいて、とてもきれい。
マザーグースがこんな感じだったかな。

お母さんアヒルの言うことを聞かないで、夜の散歩にでかけた一羽のアヒル。
キツネに食べられそうになりながらも、なんとか生還します。

最後のページのお母さんの表情がほんと面白い。
わたしもきっとこんな顔をしておこってるんだろうなぁ~。

内容うんぬんではなく、ただただ文章の美しさを堪能してほしい一冊です。


くすのきだんちのなつやすみ

最近めっきり更新が滞ってしまってすいません。
勉強中のエクセルVBAが全然はかどらないんです。
ごめんなさいね~。

そんなわけで、久々の更新です。


タイトル:くすのきだんちのなつやすみ (くすのきだんちシリーズ)
作者:武鹿 悦子 (著), 末崎 茂樹 (イラスト)
MY HIT:●●●●○

感想

毎度おなじみ”くすのきだんち”シリーズ。
ほのぼので透明感のある絵と、安定感のある文章がたまりません。

今回は、タイトルにあるように”なつやすみ”がテーマ。
だからかな、登場人物たちのリラックスして生き生きとした感じが、いつもの1.5倍増し。

そのなかでモグは地味に、アパートを掃除したり、本を読んだりと、けなげに生活をしています。
こんな地味な主人公も珍しいのではないかしら。笑

さて、管理人のモグ以外だれもいなくなったところで、悪者登場。
セミの協力を得て、というかほぼセミのおかげで、この悪者を追い払い皆の留守を守り、今回の山場終了。
このあとは、夜変な音がしたりして少しハラハラしたりして、次の日には皆が帰ってきていつもの”くすのきだんち”にもどるというの流れ。

大人的には微笑ましいお話なのですが、小桃的にはかなりスリリングな内容だったらしく。
けっこう興奮してみてました。
まぁ家の子が特に恐がりなのも、理由としてあるかもしれません。

余談ですが、このシリーズにでてくるキツネの音楽家って誰かに似てる・・・。
ずーーっと気になっていたのですが、昨日天啓が・・・。

そう、「石田衣良さん」!!

なんか似てませんか?
私だけそう感じるのかしら。

でも、だれだかわかっただけですっきり~。







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